JTRoom

50過ぎのおっさんとぶちゃ猫さん

比叡山インタートレイルラン レポ後半

コース図

14時過ぎ、3Aせりあい地蔵を通過した後、横高山と水井山を越えると、走りやすいトレイルとロードが待っている。この区間は最後の2kmまで厳しい上りはなく、だからこそ飛ばしモードで前のランナーを追い抜いていくことができる。

しかし、この辺りから雨が降り始めた。前半で外してしまった腕カバーを急いで装着することになった。

大尾山からロードに降りた後、昨年とは違うルートを左に進むように指示された。ちょっと意外な変更だ。ちゃんとコースをチェックしていなかったので、地図を見ると微妙に違っていることが分かる。

昨年のコース図。上の方が少し違うでしょ。

昨年のロードの下りが林道の下りに変わっていたため、少し走りづらさを感じる。南庄ウォーターステーションまで下ったところで、思いもよらない折り返しの上りが待ち受けていた。これは2019年以前のコースにもあった上りで、ロードではあるが斜度がきつく、全く走れない。

さらに、この後のロードも昨年はまあまあ走れたのに、今回は全く走れなくなってしまった。その上、雨は本降りになってきた。ウインドブレーカーを着ても歩いていると寒い。しかし、上りでは走れず、かなり過酷な状況になってきた。

そして何よりも、距離表示が昨年と比べてかなり先にあって距離が延びていることがわかった。(昨年の距離は短すぎたのか?)

A5横川エイドを8時間30分、最後の急登前でちょうど9時間。足はもう動かない。わずか2キロでゴールなのに、前に進むことができない。ゾンビのようになりながらも、比叡山延暦寺ゾーンに到達。雨の中、暖かい声援を受けながら、何とかゴール。

そして、結果は――9時間30分。

昨年の記録から約1時間遅れてしまった。完走できれば素晴らしいことなのだけど、やっぱり悔しい結果だった。